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コラム 樹海

2007年6月12日付け

 独サミットは、ブッシュ大統領が体調を崩すなどのハプニングもあったけれども、地球温暖化を防止するという最大の課題に積極的に取り組んだのを評価したい。2050年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を半減させるという構想であり、G8は勿論のこと中国やインドにも参加を呼びかけるという画期的な計画である▼これまでは08年から12年を対象にした京都議定書が役割を果たしてきたが、最大の排出国である米が、議定書を離脱していたために効率は足踏み状態であった。ところが、今回のG8では米が「ポスト京都」を検討すると表明した意義は大きい。この掛け替えの無い地球を温暖化から守ろうということでやっと首脳国の足並みが揃ったわけであり、この作業が順調に進めば朗報であり喜ばしい▼温暖化の影響は既に出ており、北極海の氷河が溶解しているし、南太平洋の島嶼国家では、島が海水に侵され沈没しそうなところもある。これを防ぐために防波堤を築いたりもしているが、これには日本のODAが活躍している。南極の氷河も溶けているし、もう隣人や他人事として見捨てるわけにはいかなく対策を急ぐべきは論を待たない▼石化エネルギ―の影響力は無限であり、人間の暮らしを豊かにもした。しかし、CD2を始めとする物質が温暖化を招き環境悪化に陥れた事実も忘れてはいけない。G8議長声明では、今秋から新しい枠組みの討議が始まるが、その意味からも来年の洞爺湖サミットが重要さを増すのは間違いなく、安倍首相の指導力が問われもする。    (遯)

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