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ピオネイロ校で6月祭り=父兄、卒業生も参加して

2007年7月7日付け

 学校法人赤間学院(赤間晃平アントニオ理事長)ピオネイロ校小中学部(赤間馬場エウザ校長)は一日午前十時から同学園でフェスタジュニーナを開催した。
 生徒や父兄、卒業生ら同学院関係者らが多数会場を訪れた。同校の小中学部生徒は約八百人。「父兄や卒業生を合わせれば、三千人近くになるのでは」と赤間理事長は話す。
 会場の体育館では、学年別に分かれて、衣装を着た子供たちが輪を作って楽しげに踊っていた。子供たちの楽しそうなはしゃぎ声で、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。
 父兄たちが腕を揮って作ったケーキや餃子、やきそばなども販売され、ダンスの他にも、教師や父兄たちによる輪投げや魚釣りなどの催しものがたくさん行われていた。
 同学院の幼稚部に通うクンフィアちゃん(5)は「カイピーラ(風の衣装)を着たくて着た。勉強も好きだけど、お祭りも好き」と衣装を見せながら嬉しそうに話してくれた。
 エウザ校長は「ブラジルの民謡を忘れないために毎年開催しています。楽しそうな子供たちを見るとこっちまで嬉しくなる」と喜びの表情で話してくれた。
 フェスタは夕方まで続き、最後には参加者全員でクアドリーリャを踊り、楽しい雰囲気を残したまま終了した。

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