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神奈川=日本祭り初参加を表明=展示で母県をアピール

2007年7月19日付け

 神奈川文化援護協会(村田洋会長)は今回初めて県連主催「フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」に参加する。
 来年の移民百周年の活動に参加する意向を固めたために、その準備として今年のフェスティバルに参加することを決定した。当初は参加しないつもりだったが、県庁や横浜JICAの後押しがあったために今回の参加に踏み切った。
 同会は食では参加せずに、展示スペースで展示のみを行なう。広さは九十六平米で、その中に神奈川県をアピールするようなポスターを天井から吊るす。その他には、DVDで同県人会の歴史やこれからの目標を映像で流したり、婦人会が行なっている手芸教室の作品の展示即売などを行なう予定。
 急に決定したことなので数人の関係者のみで用意に当たっている現状。村田会長は「初参加ということでほとんど手探り状態」と準備の忙しさを強調しながら話し、「若い人との繋がりが必要」とこれからの発展を促した。
 この他にも、同会場で二十二日の午後から、アンジェロ・イシ(武蔵大学)准教授、篠田カルロス(立命館アジア太平洋大学アドバイザー)、ミヤガサコ・ナンシー・リサ教育関係者ら三人のセミナーも開催される。

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