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大耳小耳

2007年8月10日付け

 ポルトアレグレにはこんな泥棒が……。今月某日、南日伯援協の会報編集者が、用事をたして、路上駐車した所に戻ってきた。車が消えていた。番人もいなかった。すぐ警察に盗難届をだした。翌朝、電話があった。「あんたの車を返したい。××に置いとくから取りに来い。キズはつけてないヨ」。指定された所に行ったら、車があった。燃料がほとんど使い切られていた。電話があったとき、この人は思わず「ありがとう」と言ってしまったそうだ。
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 祖父までさかのぼる親戚を探してほしい、と編集部を訪れた谷本米子さん。母親の故郷が広島だということは知っていたが、幼い頃に祖父と北海道へ移住したため、長年どこなのか分からなかったという。ところが九五年、研究のため来伯中の大学教授の協力により、出身地が判明。広島を訪れると、祖父が移住後に送った「墓所掃除を宜敷く願い…」と書かれた手紙の言葉を受け、隣人の住田家が今も墓守を続けていることを知った。手紙が出されたのは一九一八年のこと、墓守も今では孫の代になっていた。手紙一通で八十九年。孫同士の〃再会〃は、地元新聞にも紹介された。

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