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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2007年9月13日付け

 現在、熊本市と熊本文化交流協会で行われている文化交流委員制度はとても興味深い。というのも、日本からブラジルへ来て約一カ月間滞在し、日本文化の指導を行っているのは他に類を見ないからだ。
 しかし、日本の社会人が一カ月間仕事を休んでブラジルへ来ることは少々難しいし、この他にも細かい募集条件などもあり、さらに難しくなることが分る。
 今回の参加した二人は、一人はなんとか交渉して許可が出て、もう一人はボランティア休暇を使って参加した。最近は日本でも少しずつ休暇を取れるようになってきているのだが、堂々と休みを取れるほどにはまだなっていないだろう。
 日本文化の交流を目指しているのは重要なことだが、日本の体質が変わっていかないかぎり、さらなる日伯交流を続けていくのは難しいのではないか。    (坂)

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