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薙刀、世界の高段者に対す=ベルギーで=ブラジル代表選手団

ニッケイ新聞 2007年9月19日付け

 第四回なぎなた世界選手権大会が、一日、ベルギーのブリュッセルで開催され、ブラジル代表は、各国高段者たちに伍して健闘したが、上位入賞はならなかった。本大会のあとの翌二日の親善大会では、勝利者が出るなど、日頃の稽古の成果があらわれた。
 大会には、豪州、ベルギー、ブラジル、カナダチェコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、米国と十四カ国百二十選手が参加した。親善大会にはウクライナを加えた十五カ国二百人。
 本大会の優勝は日本、二位ベルギー、三位米国。ブラジルは、ブラジルなぎなた協会(九四年結成)のリーダー森田泰江さんら七人が参加、七人全員がつぎのような昇段をはたすなど意義ある参加だった。二段=フラビオ・ナベイロ、エドアルド・ペレイラ、初段=レジーナ・ド・アマラウ、深水千恵美エジナ、エレーナ・キヨカ・ナベイロ、長谷川知美、そして森田さんは国際連盟の審判員に任命された。
 森田さんは十七日午後「本大会には、五段クラスが出場するので、ブラジル勢は力がまだ及ばない。そかし、親善大会では勝つ試合もあって、自信をつけた」と語った。

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