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全伯歌謡歌唱コンクール=30日に客家会館で競う=日伯音楽協会

ニッケイ新聞 2007年9月26日付け

 日伯音楽協会(北川彰久会長)主催による第五十五回全伯歌謡歌唱コンクールが三十日午前八時から客家会館(Rua.Sao Joaquin 460-Liberdade)で行われる。入場無料。
 案内のため北川彰久会長、羽田宗義顧問、上岡正雄実行委員長、志田若代実行委員、呉屋佐智子実行委員の五人が来社した。
 コロニア最古の歌謡大会である同コンクールでは、楽団演奏による生伴奏で歌い、カラオケが主流の現在においても、かつての伝統を受け継いでいる。今年は約百五十人が参加して自慢のノドを競う。
 北川会長は「カラオケ教師多くはこのコンクール出身者が多いといわれています」と説明する。
 今年、日本で行われた日本アマチュア歌謡祭では三沢モニカさんが日本チャンピオンとなり、〇五年の芦原ジャネさんから数えて三年連続ブラジル勢がチャンピオンを独占した。
 北川会長は「本来の姿で生の歌を届けたい」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは日伯音楽協会(電話=11・3209・3375)まで。

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