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箏曲演奏会7日に=正派ブラジル琴の会

ニッケイ新聞 2007年10月2日付け

 正派ブラジル琴の会(生田流正派)が主催する第十六回筝曲演奏会が七日午後二時から、ブラジル日本文化福祉協会の小講堂で開催される。案内のため北原雅楽人代表、福島美佐子事務局長、福島清美生徒代表の三人が来社した。
 二部構成となっている同演奏会は始めに「みずうみの詩」という曲を皮切りに、「さくら さくら」「硝子の星座」「ままの川」などを演奏する。
 出演する年齢層は八歳から七十四歳と幅広い。特に二十代の奏者が増えており、非日系奏者も生まれており、日系人以外にも関心が高まっている。
 サンパウロ州立大学(UNESP)音楽科でギターを先攻しているフェルナンド・ネヴェスさんは、二年前に琴を習い始め、現在は琴の現代筝曲を得意としている。
 当日は、琴古流尺八と都山流尺八神仙会の二団体が賛助出演する。入場無料。
 来社した北原代表は「若い世代の人が演奏する琴を聞いてください」と来場を呼びかけた。

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