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ピラールでお話発表会=51人が練習成果を披露

ニッケイ新聞 2007年10月12日付け

 ピラール・ド・スール日本語学校(豊田一夫校長)主催の「第二十八回校内お話発表会」が、七日午前八時半から同校内で開催され、約百人の父兄が生徒の発表に耳を傾けた。
 開会式では安部勇吉ピラール・ド・スール文化体育協会副会長が「先生と生徒で必死に練習したものをここで披露してください」と挨拶。続いて豊田一夫同学校長は「嫌いなお話にも頑張って挑戦してください」と応援した。
 全校生徒五十一人が参加し、日頃必死になって覚えたお話を父兄たちの前で披露した。幼稚園の部では恥ずかしさのあまり出ない園児を、先生たちが付き添って舞台に上げると、泣きながら去って行く場面も見られた。
 高学年の日本移民百周年や私の学校などのテーマについてのお話では大人顔負けの発表内容に、会場中が水を打ったように静まり返り耳を傾けた。話終わると会場からはうってかわって万雷の拍手が送られた。
 後藤紀子JICAシニアボランティアの講評に続いて、各カテゴリーの入賞者の発表が行なわれメダルが授与された。入賞者の中から学校代表として八人が、今月二十一日にイビウーナで開催される聖南西大会でお話を発表する。
      ◎
 入賞者は以下の通り(敬称略)。
 【低学年(一、二年生)】井伊るみ、桧山せいじ、安藤ひろき、伊藤さゆり、城島なおみ、名久井そらお。【中学年(三、四年生)】角田ゆかり、田中さなえ、南なぎさ、竹安よういち、岡田えり。【高学年(五、六年生、上級生)】角田あきお、鐙野ゆうご、中村せいし、盛岡さおり、川畑よしこ、鐙野かおり。

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