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ニッケイ新聞 2007年10月23日付け

 それにしても、華麗にして多彩な一族――。本紙が取材、五日付け七面で掲載した記事「麻生元外相の従兄弟がブラジルに!?」が週刊新潮の十月二十五日号に取り上げられた。同誌は、奥ソロに在住する麻生忠氏の兄誠氏(筑豊製作所社長)による「取材を受けたのは驚いたようで、私にもメールがありました」とのコメントを掲載、冒頭の言葉で締めくくっている。
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 今年で三回目となった沖縄県人会主催のこども祭り。昨年は、世界のウチナーンチュ大会への出席で執行部が不在の中を運営しただけに、それぞれの青年会が自信を持って取り組め、互いに励ましあっていた光景が微笑ましかった。その一方、会場では延々と続くビンゴによるプレゼント交換に飽きている様子の来場者も。来年はもう一工夫ほしいところ。
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 日本からの報道によれば、小学校六年生の十人に一人、中学生の四人に一人は「うつ状態」という調査結果がでているという。受験競争のストレスやいじめなどが原因のようだが、大人からの過大な期待や学歴社会のひずみがふりかかり、いわゆる「子供らしさ」を奪っているよう。ブラジルの教育状況をみれば、学校へ通えるだけで十分に恵まれている。日本で登校拒否になっている児童生徒の分、ブラジルの子供が通学できればいいのに?!

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