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ノートパソコン最新機種=ソニー=来年2月もう1種販売へ

ニッケイ新聞 2007年11月30日付け

 ソニー・ド・ブラジル(加茂靖社長)は二十八日、サンパウロ市内で記者会見を開き、ノートパソコン「VAIO(バイオ)」の最新機種を新たにブラジル市場に投入すると発表した。
 発売する製品は、VGN―FZ250AEとVGN―FZ390AVの二種。価格はFZ250AEが約五千レアルで、すでに販売を開始。FZ390AVは約九千レアル、来年二月から本格的に販売される。
 同二種は、デジタルハイビジョン映像や写真が高詳細画像のまま楽しめる「HD1080」に対応。FZ390AVは次世代の大容量記録媒体として注目され、DVDの五倍以上の記録容量を保存・再生できる「ブルーレイディスクドライブ」を搭載している。
 同社は昨年からノートパソコンの販売をブラジルで開始。近年ブラジルでのノートPC普及率が急上昇してきた状況に合わせ投入を決めた。来年度は同社のノートパソコンブラジル内販売実績として四〇〇%増の成長を見込でいる。
 会見で、石田佳久VAIO事業本部本部長は「価格は高めだがソニーのプレミアム価値がブラジルの富裕層や一般消費者にも広く受け入れられるだろう」と大きな期待感を示した。

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