ホーム | 日系社会ニュース | 屋台祭りに5百人=3県の郷土食を満喫

屋台祭りに5百人=3県の郷土食を満喫

ニッケイ新聞 2007年12月1日付け

 愛知、和歌山、大分県人会の三県合同屋台祭りが、十一月十一日に愛知県人会館で行われ、約五百人が郷土の味を楽しんだ。
 愛知はてんぷらうどんやコロッケ、和歌山は県連主催の日本祭りで好評の関西風お好み焼き、大分は定番のダンゴ汁、トリ飯など各県の郷土食をふるまった。
 終了予定時刻の三時を待たずに、用意した料理はほとんど売り切れ。愛知のコロッケは一口風で人気があり、二時前には完売した。
 約三百食を用意した木原好規会長(和歌山)は「呼んでいただいて参加した。損得勘定なしで楽しむには良い機会」と満足した様子。伊藤アンテノール会長(愛知)は「岡山や京都、滋賀にも声をかけたが、年末なので集まれなかった。でも大分、和歌山が集まって行えたので大成功を収められた」と笑顔を見せた。
 舞台上では歌謡祭の映像が流され、会場には各県人会員、家族連れが多く訪れた。豊田悦子さん(83、東京)は、「うどんが美味しかった。食事の時にみんなに会えるのが楽しい」と顔を綻ばせながら話した。

image_print