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上塚伝「荒野の人」ポ語版=15日、プロミッソンで出版会

ニッケイ新聞 2007年12月14日付け

 来年の日本移民百周年を記念して先月出版された「移民の父・上塚周平伝『荒野の人』」(能美尾透著、ニッケイ新聞社刊)のポルトガル語版「O HOMEM DA MATA SELVAGEM-A SAGA DE SHUHEI UETSUKA」の出版記念会が、十五日午後七時半から、サンパウロ州プロミッソン市のプロミッソン私立大学で開かれる。
 同作品の日本語版は、二〇〇五年にニッケイ新聞紙上に掲載された連載に加筆したもの。十月十八日にはブラジル日本移民史料館で出版記念会が開かれ`、友人、関係者約百人が祝福に訪れた。
 今回ポルトガル語への翻訳にあたったのは、園尾ローザ・トキコさん。ローザさんは同書の翻訳終了後、昨年七月に六十二歳で亡くなっている。十五日の出版会には夫の彬さんが出席する予定。
 一冊三十レアル。出版後はニッケイ新聞社、各日系書店で販売される。

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