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援協50周年チャリティーショー=浪曲、ピアノの3氏が来伯=コロニア芸能も総出演=文協大講堂で7月12日

ニッケイ新聞 2009年5月21日付け

 今年一月二十八日に創立五十周年を迎えたサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は七月十二日午前九時から、『創立五十周年記念事業チャリティーショー』(ニッケイ新聞社共催)を文協ビル大講堂(リベルダーデ区サンジョアキン街381)で開催する。日本の浪曲界をしょって立つ国本武春氏と日本一の曲師と言われる沢村豊子氏、宮下靖子バレエ団代表で作曲家・ピアニストの宮下和夫氏が日本から来伯して特別出演するほか、コロニア芸能を代表する十六の個人・団体が総出演。利益は福祉センター建設資金に充てられる。現在本紙、日系団体で前売りチケットを販売している。

 国本武春氏は、古典浪曲、弾き語りライブで若い世代から老人にまで人気のある日本の浪曲界の旗手。
 三味線にギターのフレーズを取り入れた独自の奏法を開発、従来型の浪曲にとらわれずテレビドラマ、アニメ、バラエティー番組出演など幅広く活躍している。
 二度の国立演芸場花形演芸大賞受賞、第五十回芸術選奨〔大衆芸術部門〕文部大臣新人賞受賞ほか、文化庁派遣の第一回文化交流使として北米で一年間活動した経験も持ち、多数のCDもリリースしている。
 浪曲合三味線で名高い沢村豊子氏は、十二歳の時に浪曲界に入って以来、様々な浪曲師の三味線を務める大ベテラン。ラジオ東京(現TBS)の浪曲ドラマの曲師を担当するなど、その腕は業界随一という。
 今公演では、国本、沢村両氏の「弾き語りと古典浪曲のスペシャル企画『大忠臣蔵』―国本は歌い!バチは踊り!!三味線は火となる!!!」をブラジルへ届ける。
 作曲家・ピアニストの宮下和夫氏は、宮下バレエ団の代表とともにプロデューサー兼音楽監督も務める多才な人物。この日のために「音でつづるふるさとの四季~あなたと共に名曲の数々」と題したショーを引っさげ来伯する。一時間半でどのようなステージが繰り広げられるか、お楽しみだ。
 コロニアからも次の十六個人・団体が出演し、ショーを盛り上げる。
 丹下セツ子さん、花柳龍千多さん、藤間流日本舞踊学校、花柳流金龍会、京藤間流日本舞踊、池芝流日本舞踊学校、花柳流なでしこ会、具志堅シゲ子琉舞道場、上田演劇舞踊団、剣詩舞祥こう(水へんに工)流祥悦会、日本舞踊学校輝千代会、戸塚マリバレエ教室、ブラジル日本民謡協会、ブラジル日本郷土民謡協会、サウーデ楽団ブルースターズ、丹下セツ子太鼓道場。(順不同)
 チャリティーショーは三部構成。一部(コロニア芸能団)が午前九時から、二部(宮下和夫氏)が午後一時から、三部(国本、沢村両氏)が午後二時半から。午後四時に終了予定。
 コーディネーターの藤瀬圭子さんは、「ちょっとブラジルでは観られない味のあるショーになりますよ。援協が建設している福祉センターの支援にも繋がりますので、ぜひぜひ来場してください」と呼びかけている。
     ◎
 「援協創立五十周年記念事業チャリティーショー」=前売り券は三十五レアル(当日券四十レ)で援協、文協、老ク連、ニッケイ新聞で好評発売中。利益は福祉センター建設資金に充てられる。公演についての問い合わせは藤瀬圭子事務所(11・3207・6626)まで。

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