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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年1月17日付け

 百周年の年に五十回目の節目の年を迎えた日本語教師合同研修会。ブラジル国内を中心に百人以上の人が参加し、多くの人が新しい知識を吸収しようと励んでいた。
 同研修会に取材で訪れ話を聞いていると、「この研修には多くの人が参加していますけど、費用の個人負担が多くて結構大変なんですよ」と関係者は教えてくれた。
 自己負担のためにお金の出費は否めないが、それ以上に得ることが多いのだ。五十年間絶えることなく行われ、近年では二世や三世の日本語教師が増えているご時世で、今もなお毎年百人程度が参加している。
 日々日本語の教育レベル向上を目指して取組んでいる姿にはただただ頭が下がる思いだ。
 百周年を迎え日本語離れがいわれる中で、地道な努力を続け、日本語教育に対して無限の情熱を注いでいる人たちを忘れてはならない。(坂)

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