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援協の業績称え支援=チャリティショー=4月「日本芸能の祭典」

ニッケイ新聞 2008年1月18日付け

 サンパウロ日伯援護協会支援チャリティショー「日本芸能の祭典」―日本の伝統芸能をあなたに!―が、来る四月十三日、文協大講堂で開催される。主催はブラジル浪曲協会(福本千賀人会長)、文協、援協などコロニア七団体が後援、出演の協力団体は、二十を数える。
 祭典委員会(福本千賀人委員長)の藤瀬圭子企画・構成・司会担当によれば、開催趣旨の概要はつぎのとおりである。
 「援協は、五九年の創設以来、移民が渡伯直後にかかえた諸問題の解決、さらに日系社会の底辺の困窮者の救済援護、保健衛生・医療事業、移民の福祉向上などに果たした役割は多大である。〇九年には念願の福祉センター建設を見込んでいる。このたびは、移民百周年を記念し、コロニア芸能界挙げて援協の業績を称え、さらなる支援をめざして、チャリティショーを開催したい」。
 藤瀬さんは、長年コロニア芸能界で活躍し、亡くなった人たちの追悼も合わせて行いたい、としている。
 委員会メンバーは、福本委員長、藤瀬さんのほか、樋口四郎実行委員長、塩野彰舞台監督。
 協力二十団体は、藤間流日本舞踊学校(藤間芳之丞校長)、花柳流金龍会(花柳金龍会主)、京藤間流日本舞踊(二代目京藤間勘輝会主)、花柳流なでしこ会(花柳寿美富代会主)、静山流静源会(榊原静源会主)、具志堅シゲ子琉舞道場(具志堅シゲ子会主)、上田演劇舞踊団(嵐田英代会主)、花柳龍千多会(花柳龍千多会主)、輝千代会(池本輝千代会主)、剣詩舞祥●流祥悦会(加藤祥悦会主)、丹下セツ子太鼓道場(丹下セツ子代表)、ブラジル日本民謡協会(横山正会長)、ブラジル日本郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)、サウーデ楽団ブルースターズ(脇山パウロ・村上朝子代表)、エトアール・グループ(羽田宗義代表)、移民百周年芸能委員会(石見綱委員長)、江差追分会ブラジル支部(石川諭支部長)、尺八道小路流(塩野彰支部長)、劇団「新波」(山口小春座長)、ブラジル浪曲協会(福本千賀人会長)。

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