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豚の解体にも立ち=北海道の農高生ら=忙しく交流日程終える

ニッケイ新聞 2008年1月19日付け

 【既報関連】〇七年度北海道農業高校生ブラジル交流訪問団(第十六回、五十嵐進=旭川農業高校教師=団長)一行六人が、およそ二週間の見学、交流を終え、十七日午前、来社した。生徒名と高校名は,大浦翔平さん(真狩高校)、速水風花さん(旭川農高)、喜多真悟さん(美幌農高)、江刺家辰弥さん(壮瞥高校)、広瀬将大さん(壮瞥高校)。
 六日着聖後、北海道協会(木下利雄会長)の新年会と併催された歓迎会に出席。その後、ポンペイアの西村農工学校に四日間、体験入学、それぞれの生徒がテーマ別に実習に参加した。野菜畑の除草、間引きをした生徒もいた。日本の高校では、衛生面での認可がないため、やっていない豚の屠殺・解体も体験した。試食はなかったという。
 パラグァイにも足を伸ばし、イグアスー移住地、ピラポ移住地の日本人宅に一泊ずつホームスティした。若い人たちも日本語を話すのが印象的だった、と感想を述べた。
 観光は、イグアスーの滝、リオデジャネイロ市だけという強行日程。生徒たちは、ブラジルもパラグァイもとにかく暑かった、と言いながらも元気いっぱいだった。

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