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東西南北

ニッケイ新聞 2008年1月25日付け

 サンパウロ市の守護神はサンチアナ・ノッサ・セニョーラ・ダ・ペーニャだが、今日からは新たに、聖パウロ(タルソのパウロ)も加えられることに。現在のトルコにあたる地域のタルソの出身で、ローマ市民権を持つユダヤ人。当初はクリスチャンを迫害していた人物としても有名だが、イエス・キリストの死後、改心し、小アジア、ギリシャ、ローマでキリストの教えを広め、大使徒となった。市制記念日にサンパウロ市と同名の守護神が加えられることになった。
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 コロンビアからの二〇〇キロのコカインの密輸を警察に通報したパイロットが、八カ月後に殺害された事件の捜査が続いている。二〇〇五年十月に本人が書いた密告文書には三〇〇キロのコカインと書かれていたが、警察が押収したコカインは二〇〇キロ。本人の死因も自然死とされていることに疑問がもたれている。警察の内部でコカインなどが持ち逃げされ、市販されているケースなどがあるというが。
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 サンパウロ州スマレー市で連警の女性警部であった奥さんが死亡、ご主人も大怪我という事件が起きたが、警察は主人が奥さんに七発を浴びせて殺害した上、自分も胸部に二発を打ち込んだという。奥さんは二十二日に埋葬され、主人は命の危険を伴う重態のまま。容疑者である主人も警官。
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 サンパウロ市クリニカ病院救急病棟で二十三日にまた火災。早朝の火事で、胃カメラなどの機材を置いてあった部屋からの出火という。五階、六階にいた人たちは大急ぎで避難し、警備員が消し止めた。幸い、けが人は無かった。電気配線の問題だという説や放火ではないかという説も。今回は徹底的な原因解明が必要になりそうだ。

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