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100周年委員会の発会式=マリンガでも市長代理迎えて

ニッケイ新聞 2008年2月7日付け

 【マリンガ】当地のアセマ(マリンガ文体協、鈴木エドアルド会長)会館で、去る一月九日、日本移民百周年委員会の発会式が行われた。グァタサラ市長代理、西森ルイス・パラナ日本移民百周年祭典委員長、安永修道氏、細川マリオ市議、アセマの歴代会長ら、各界の知名人が出席、盛大だった。
 開会にさきだち、アセマ太鼓部の若者たちが、みごとなバチ捌きを披露し、五百人ほどの出席者の拍手を浴びた。
 栄森アルマンドさんの司会のもと、鈴木会長、市長代理、西森委員長、細川市議、安永氏のあいさつがあり、それぞれ百周年を祝うとともに、先人の労苦の足跡を偲び、意義ある祭典にしたい、と抱負と決意を述べた。西森委員長は「歴史に残る事業を遂行するにあたり、身が引き締まる思い、日系コロニア一丸となった協力を」と呼びかけた。
 こどもたちの「歩みつづけて百年」の合唱を皮切りに余興の部へ。昨年日本で催された全国歌謡大会で優勝した三沢モニカさん、芦原ジャニイさんがプロ顔負けの美声を披露したときは、ひときわ大きい拍手が湧いた。
 余興が一段落したところで、アセマ婦人部の心づくしの手料理に舌鼓をうち、夜の更けるまで歓談し、お互いの健闘を誓い合った。散会は午後十一時だった。

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