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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年2月22日付け

 憩の園内で建設が進められている地域福祉センター。同時に資料館の設置も進んでいる。資料館の内装は完成していて、現在展示資料を選定中だ。年内の完成を目指している。「一目見て救済会と憩の園の歴史が分かるような展示にしたい」と大浦文雄理事は話している。「日本語で説明できる人がいなくなっていくので、日本の人たちも分かるように」と考えている。資料館の早期完成を楽しみにしたい。
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 インターネットのサイト「トラベルビジョン」によれば、昨年ブラジル観光省が主催して日本で実施されたブラジル旅行業専門家のeラーニング講座が終了した。同講座はこれまで十六カ国で三千名が受講しており、四百三十人がスペシャリストの認定を受けている。日本では初めての実施で、受講者五十人のうち十五人が合格した。スペシャリストには修了証や、「当社にブラジル専門旅行業者がいます」と記載した店舗設置用の張子などが贈られるほか、観光省サイトにも掲載される。今回は英語での講義だったが、百周年の今年は日本語での開催も予定されているという。

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