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コロニア文芸賞を募集=自分史賞、記念誌賞も

ニッケイ新聞 2008年2月27日付け

 ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)コロニア文芸賞選考委員会(遠藤勇委員長)は、今年、日本移民百周年を記念し、従来の文芸賞に加え、特別記念賞を別枠で設置する。
 [文芸賞]小説、随筆、コント、翻訳、評論などブラジルの風土社会に取材した日本語による作品。
 [自分史賞]
 [記念誌賞]文化協会や日本人会など、優れた記念誌を出版した団体に授賞する。
 以上三賞は、特に枚数制限を設けないが、百~三百枚程度が望ましい。自薦、他薦どちらでもよい。
 [文芸活動顕彰賞]二十五年以上にわたり、短歌、俳句、川柳、詩作などに取り組み、結社活動をしてきた団体が対象。会の名称、設立年月日、代表者名、同人数、発行物の最新号を添えて、委員会に提出する。
 応募資格はブラジル在住者、または過去在住した人(個人、団体)の作品。ブラジルまたは他の地域で日本語による刊行物として活字印刷で製本され、発表された作品。
 期間については、〇七年七月一日から今年六月三十日までの一年間に発表された作品。または過去の作品を集め、当該期間に全集、選集として上梓されたもの。募集締め切りは六月三十日(必着)。輸送の遅延で締め切リ後に届いた作品は次年度回しになる。締切日の消し印があれば、選考対象になる。直接持参でもいい。
 応募方法。作品を封筒に入れ、「〇八年度コロニア文芸日本移民百周年記念賞応募作品」と明記。宛名は、Isamu Endo
Sociedade Brasileira de Cultura Japonesa
Rua Sao Joaquim 381 
Liberdade Sao Paulo
CEP01508―900
 選考委員は、遠藤勇、栢野桂山、浜照夫、中田みちよ、水野昌之、小野寺郁子、広川和子、水野節子、斉藤早百合。
 賞。文芸賞正賞(記念プレート)副賞(賞金千レアル)、自分史賞と記念誌賞も同様。文芸活動顕彰賞は記念プレートのみ。問い合わせ電話11・3208・1755(文協事務局の清水操子さん)。

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