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国士舘センターに泥棒=銅線など被害2万レ以上

ニッケイ新聞 2008年3月19日付け

 去る十二日午後九時半頃、四、五人組の強盗が、ブラジル日本文化福祉協会が管理する国士舘スポーツセンター(サンロッケ市)に侵入、管理人一家を監禁して銅線などを盗む事件が起こった。
 強盗一味は侵入後、同センターの管理人ら家族九人を銃で脅して部屋に監禁。朝方まで居座り、電信柱についている銅線約千二百メートル(約二万レアル相当)、車、携帯、現金五百レアルなどを持ち去った。
 そのため、管理人たちは、二日間ほど電気のない状態で生活をしていた、という。
 文協国士舘運営委員会の諸川有朋副委員長は「どこもここも酷いよ」と盗まれたことを嘆き、「文協理事たちに頼んで、現在警備強化をしようとしている」と状況を説明。「まだ半分銅線が残っているから」と、警戒心を強めていた。

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