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救済会=7月に憩の園50周年式典=総会で吉岡会長を再選=ホール、資料室の完成めざす

ニッケイ新聞 2008年3月20日付け

 社会福祉法人救済会(吉岡黎明会長)は「第五十六回定期総会」を、十五日午前十時から文協ビル内のエスペランサ婦人会事務所で開催した。
 森口イナシオ援協会長、田中エミリア文協副会長、山田康夫県連副会長、内海博老ク連第二副会長など来賓のほか、約五十人が出席。
 二〇〇七年度事業報告がされた後、〇八年度事業計画では、七月二十七日に「憩の園」創立五十周年記念式典を開催することを決定し、「宮腰千葉太多目的ホール」と憩の園資料室の落成式、救済会の歴史編纂を行うことが報告され、承認された。
 また、二〇〇七年度収入は二四七万二八二〇・〇三レアル、〇七年度支出は二三九万六五〇・六〇レ。〇八年度予算は二八六万二六四〇レと報告され、その場で承認。
 役員改選では、吉岡現会長を会長とする単一シャッパが提出された。選挙管理委員長を務めた森口援協会長は「しっかり務めている吉岡会長を認めてもらいたい。賛成の人は手を上げてほしい」と呼びかけ、満場一致で承認された。
 二期目となる吉岡会長(71、2世)は「今年は『宮腰千葉太多目的ホール』建設事業をしっかりと進めて行きたい」と抱負を語るとともに、隣接地から憩の園内の池に汚水が流れ込んでいる問題についても「解決していきたい」と述べた。
 総会終了後は、エスペランサ婦人会による手料理が振舞われ、出席者は舌鼓を打ちながら歓談を楽しんだ。
 新役員は次の通り。
 会長=吉岡黎明、第一副会長=相田祐弘、第二副会長=上島悦子、専任理事=平田光男、第一会計=小川英輔、第二会計=浅川正雄、第一書記=片岡カルロス研二、第二書記=畑中アリッセ初美、常任理事=藤井常孝オズワルド、高田ネルソン、本村巌夫、瀬尾正弘、黒木政助、監査=吉田サムエル、名倉オラッシオ、押切フラビオ(敬称略)。

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