ホーム | 日系社会ニュース | 5月末、初の「ジャパン祭り」=オザスコ文協大々的に

5月末、初の「ジャパン祭り」=オザスコ文協大々的に

ニッケイ新聞 2008年3月29日付け

 移民百周年を記念して、オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO)は、オザスコ市役所、近郊九つの文協と共催で、五月三十一日、六月一日の両日、同体育協会運動場(Rua.Acenbo,100-Jd.Umuarama-Osasco/SP)で、「第一回ジャパン祭り」を開催する。
 広大な敷地に四千平米にわたる大天幕を用意し、その下にイベント広場、展示会場、大食堂、郷土料理販売店、日本文化体験会場、日本武道大会会場などを用意。子どもの遊び場、高齢者向けの休憩場を特設する。簡易トイレも多数準備し、駐車場は五百台。
 イベント広場では、日本舞踊、民謡踊り、太鼓、歌謡など日本の芸能ショーを終日開催。食べ物も、やきそば、うどん、寿司、てんぷら、弁当、お汁粉、パステウなど、日本食を中心に用意する。
 日本文化広場では、折り紙、書道、凧作り、盆栽、生け花、茶道、焼き物の体験コーナーに加えて、バザー展示即売会をはじめ、オザスコ市と姉妹都市提携を結ぶ三重県津市の文化や物産品を紹介するコーナーもある。
 開催両日には、オザスコ鉄道駅、ビラヤーラのバスターミナル、市役所前の三カ所から、会場への無料シャトルバスが循環して出る。
 案内に来社した高清同体育協会名誉会長と大瀧多喜夫渉外担当は、「オザスコ近隣四百万人都市の記念すべきイベントになる。ぜひ大勢の人に足を運んでもらいたい」と話した。
 なお、オザスコ市では、六月十八日に市議会で移民百周年を記念した式典をおこなう。
 祭りに関する問い合わせは同体育協会日本祭実行委員会(11・3684・0904)まで。

image_print