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仏陀の生誕祝い稚児行列=例年より注目浴びた花祭り=リベルダーデ

ニッケイ新聞 2008年4月17日付け

 お釈迦さまの生誕を祝う第四十二回花祭り法要が十二日午前、聖市リベルダーデ広場で行われ、華やかな稚児行列に立ち止まって写真を撮ったり、ついて行くブラジル人観光客がたくさん見られた。
 七日に入仏式が行われ、広場の特設会場では毎日、甘茶かけをする行列がたえなかった。連日七百部用意したパンフレットもすぐになくなり、主催したブラジル仏教連合会関係者によれば、「六日間で一万人近い人が参加したのでは」と推測される。
 法要では在伯七教団の代表らが華やかに正装して、仏壇の前に集合。最初に釈尊讃迎会の菅野政美会長があいさつし、続いて、今年の当番である浄土真宗本派本願寺伯国別院の渡辺博文開教総長は「国を超えて灯明の灯火が届いている」と語り、「一人でも多くの人が笑顔で毎日を過ごされますことを」と念じた。
 リベルダーデ文化福祉協会の池崎博文会長は「平和と調和の精神で、仏陀の教えを広めていかなくては」と語り、出席したジルベルト・カサビ市長に感謝のプレートを渡した。飯星ワルテル、ウイリアム・ウー両連邦下議はじめ多くの来賓が出席した。
 所々で婦人部コーラス隊やむつみ幼稚園の園児ら約百人の日本語の歌声が会場に響き渡った。
 その後、白象の乗った神輿をひく、華やかな衣装をまとった稚児行列が練り歩いた。グアルジャー在住の片山七海さんは「例年より賑やか。百周年だから一般からの注目が集まっているみたい」と感想を語った。
 行列を追いかけるように最後尾を歩いていた非日系のチアゴ・ウルタードさん(20)=ジアデマ市在住=は「初めて見た。とても楽しい感じでいいよ」と興奮した様子だった。

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