浦部玄氏

ニッケイ新聞 2008年6月14日付け

 浦部玄氏(東本願寺南米総監督、別院南米本願寺輪番)が、十二日午後八時半、心不全のため、サンパウロ市内ノッサ・セニョーラ・デ・ルールデス病院で死去。八十一歳。熊本県出身。ブラジル仏教連合会元会長。一九五四年赴任したブラジル仏教界の草分け的存在で、七四年、リベイロン・プレトの東北南米本願寺を建立、その布教活動の業績は、同地方に古い人たちの記憶にしっかり刻まれている。
 十三日午後、別院(クルシーノ通り753)で葬儀が営まれ、出棺、V・アルピーナで火葬された。初七日法要は二十二日午後二時、別院、三十五日法要は七月十三日午後二時、別院で行われる。

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