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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年7月3日付け

 約三万人が訪れ、大盛り上がりを見せたサンパウロの百周年記念式典。式典の五日ほど前から入場券を配り始めたにも関わらず、多くの人が訪れ、成功だったと言っても良いかもしれない。
 ただ、今回の成功は、百周年協会のがんばりよりも「百周年を祝おう」と無償で出演してくれた人たちのおかげだと感じられる。
 式典の事前に行われた全体の通し練習では、自分たちでバスを借りて、やってきた人たちも多くいた。また、式典当日は、雨が降る中でも、文句を言わず、素晴らしい演出を見せてくれたの言うまでもない。
 無償で出演してくれた人たちに対して、百周年協会の関係者はお礼をする予定、との考えを示しているが、どのようなことをするのか未だ分からない。成功に導いてくれた出演者に、温かいお礼の言葉や誠意を伝えるべきではないか。 (坂)

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