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ニッケイ新聞 2008年7月4日付け

 百周年を記念して、来る八月に来伯を予定している早慶戦。ブラジルでは移民九十周年を祝った九八年以来十年ぶり、二回目の戦いになる。今回、早稲田大学からは、〇六年に夏の甲子園大会で優勝した斎藤佑樹投手をはじめとした今年のドラフト候補者など、たくさんの主力選手が来伯を予定している。かつて、来伯した選手の中には、後にプロ野球で活躍した選手もいる、と聞く。今回も熱い戦いが披露されることだろう。
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 第二回目になる「ふれあい日本の旅」。今回の旅行は、百周年記念事業の一環として行われるために、参加者たちは、百周年のロゴマークをあしらったTシャツを着用して日本国内を移動する。団長の日下野さんも「百周年だから、ブラジルから来たことを全面にアピールしたい」と意気込みを語っていた。日本を肌で感じながら、百周年をアピールしてもらいたいものだ。
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 百周年式典で配布される予定だった「神戸の水」。その割には式典会場で見かけなかったと思っていたら、結局「配れなかった」というのが真相だった。ペットボトルが持ち込めない以上仕方なかった、とは言え何とも格好のつかない話。すでに関係団体への配布が始まっているようだが、一人でも多くの人たちに行き渡るよう心を配ってほしいもの。

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