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サンパウロ市=駐在員が交通事故死=落下した歩道橋に衝突

ニッケイ新聞 2008年7月15日付け

 十四日午前九時二十分頃、マキタ・ド・ブラジル電動工具会社(サンベル・ナルド・ド・カンポ市)に駐在員として勤務する古藪聡一郎さん(30)がサンパウロ市内で交通事故死した、と伯メディアが報じた。
 この日、仕事で運転手のダニエル・カサドールさん(36)と一緒に、サンパウロ市北部ヴィラ・グアラニ区のイミグランテ街道を走行中、前方を走っていたトラックの下げ忘れたクレーン部分が歩道橋に衝突した。長さ二十五メートル、重さ七十トンの歩道橋が落下、直後にいた古藪さんらの車が避けきれず衝突した。
 運転手のダニエルさんと乗車していた古藪さんは、ジャバクアラの救急病院に搬送された。ダニエルさんは怪我を負ったが、命に別状はない様子。
 道路警察では、トラックの運転手は飲酒運転をしていた可能性があるとして調べている。

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