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吊り橋に仕掛花火=ジュキアで日本移民100周年祝う

ニッケイ新聞 2008年7月24日付け

 【レジストロ】ジュキア市で十一日夜、ブラジル日本移民百周年を祝って、駅広場の近くで、数々の記念行事が行われた。
 式典には、マノエル・ソアレス・ダ・コスタ・フィリョ市長、タマエ・ノリオ百周年記念祭実行委員長、徳田セルジオ・ジュキア日本文化協会会長、レジナリセ中尾・フェレイラ・ダ・シルヴァ・サンパウロ州教育局レジストロ支局長、サムエル・モレイラ・ダ・シルヴァ・ジュニオール・サンパウロ州議会議員ら大勢の来賓、市民、約千五百人が参加した。
 レジストロ文協のリベイラ涼風太鼓が「絆」を演奏し、ジュキアの日本人会の会員が民謡を踊って、イベントを盛り上げた。
 ジュキア駅からヴィラ・サンチェスを結ぶジュキア川の上の約百メートルの吊り橋が完成、落成式が挙行された。今まで使用されていた、バルサ(渡し)は廃止されるという。橋の片側に仕掛けられた花火は、あたかもイグアスーの滝さながら、真昼の様に夜空を照らし観衆はどよめいた。また、近くに日本公園が造られ、市民の憩いの場として愛されるに違いない。(金子国栄さん通信)

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