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地域リーダー交流=移住した親戚と対面=「言葉にできない感動」

ニッケイ新聞 2008年8月5日付け

 去る七月十八日から二十五日まで行われていた「二十一世紀の日伯地域リーダー交流事業」。同事業で来伯していた梶本住建代表の梶本恒夫さん(山口、37)は、ブラジルに住んでいる親戚と初めて顔を会わせた。
 父親の梶本猛夫さんの兄、梶本欣弘さん(よしひろ、60、山口)は、一九六一年にブラジルへ移住。梶本さんは今回、欣弘さんの娘、梶本ミユキさん(25、二世)と初対面を果たした。
 梶本さんは小さい頃から叔父がブラジルにいることを聞いていて、ブラジルを訪れる憧れを抱いていたという。「叔父さんには日本で何度か会ったことはあるから、ぜひブラジルに来てみたかった」と話し、「(対面して)言葉にできない感動がある。今の喜びは言葉には表現できない」と、率直な感想を述べた。
 ミユキさんも「初めて会えて嬉しい」と高揚した様子で話し、「今度はぜひ日本に行ってみたい」と話していた。

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