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「東洋街整備」動き出す=カサビ市長、きのう着工署名

ニッケイ新聞 2008年4月30日付け

 サンパウロ市のジルベルト・カサビ市長は二十九日午前、聖市リベルダーデ広場で、同区景観整備計画「カミーニョ・ド・インペラドール」(天皇陛下通り)の着工に正式署名した。来賓を交えて鏡割りがおこなわれ、事業の成功を誓った。
 カサビ市長は「この事業はサンパウロ市にとっても日系社会と移民百周年への最大の敬意であり喜びである」とあいさつ。市の都市景観保存局(CPPU)が計画する「シダーデ・リンパ(きれいな町)」の初の承認事業と紹介した。
 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)の池崎博文会長は、車椅子に座ってあいさつし、「プラッサを六月十八日までに改修し、是非、皇太子さまにお立ち寄り頂きたい。そのときはカサビ市長の列席のもと、イナウグラソンをして欲しい」と要望した。
 また神谷牛太郎聖市市議は、「すずらん灯も改修され、東洋の象徴としてリベルダーデは生まれ変わるだろう」と述べた。
 「天皇陛下通り」計画は、建築家のマルシオ・ルピオン氏が構想し、市のシダーデ・リンパ事業と連動した、総工費五千五百万レアルの大型景観整備事業。第一期工事では、リベルダーデ広場の路上を同心円状の模様のタイルに張り替え、和風建築の警察官派出所を建て、ブラデスコ支店の外観を大阪城風に改装する。六月十八日までに完成させる予定だ。
 第一期工事から十期まであり、各五百五十万レアルかかる。リベルダーデ広場からガルボン・ブエノ街、エスツダンテス街などの東洋街の中心エリアを、十七世紀の日本風(江戸時代)を中心にしながら、場所によっては中国風、韓国風も織り交ぜて景観を整備し、統一感のあるデザインに変える計画。全部の工事を今後一年半ほどで終える予定。

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