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サンパウロ市で全伯珠算大会=今年で節目の50回=24日

ニッケイ新聞 2008年8月20日付け

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)主催の「第五十回全伯珠算競技大会」が二十四日正午から客家会館(R.Sao Joaquim,460)で開かれる。斉藤会長と役員の井上営子さん、浜崎マルセリーノ・平成学院総務理事が案内のため来社した。
 今年の出場者は二百人。最年少は六歳で大半は十代の子供たちだが、中には六十歳の人もいるという。段の部ほかAからDまでのカテゴリで実施。コンピューターを使ったフラッシュ暗算も行なわれる。
 日本のNPO団体「国際珠算普及基金」から指導者四人が来伯するほか、最高位十段の子供が親子で参加する予定だ。
 「そろばんは集中力の鍛錬になる」と井上さん。平成学院では幼稚園から教えており、浜崎さんも「効果があります」と語る。
 日本では小学校四年でそろばんが必修になるなど、近年見直されつつあるという。斉藤会長は「そろばんを始めてから学校の成績が上がった子もいます」と話した。
 大会は午後六時半ごろまで。問合わせは同連盟(電話=15・3231・1339、斉藤会長)。

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