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ABC文化普及会=28年続く級位テスト=入門級より受けやすく

ニッケイ新聞 2008年8月21日付け

 ABC文化普及会(小笠原勇二会長)は、今年三十回目となる「級位テスト」の受験を呼びかけている。案内のために、同会の斎藤早百合総務と釣部京子副総務が本紙を訪れた。
 同テストは、日本語学習者のレベルを計るもので、一九八〇年から毎年行なわれている。
 すべて筆記試験で、一級から九級までの各級を設定。入門級の九級は、前回よりレベルを落として受けやすくなっているという。釣部副総務は「今と昔では、勉強時間数も変わっているので、内容を簡単にしました」と説明する。
 斎藤総務は「日本語能力試験の前に、テストの雰囲気を味わう意味でもぜひ受験してください」と呼びかけた。
 試験は各地で行うことができる。申し込み期限は、開催予定の半月前まで。試験などに関する問い合わせは、斎藤(11・4514・6009)または学習館(4451・3025)まで。

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