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日伯音楽協会=上岡新会長らが抱負=紅白は協会単独開催へ

ニッケイ新聞 2008年8月29日付け

 設立から五十七年の歴史を誇り、今年、十五年会長を務めた北川彰久氏から上岡正雄会長の新体制に移行した日伯音楽協会の役員が二十一日、来社し、今年の事業予定と意気込みを報告した。
 来社したのは、上岡会長、羽田宗義・石井久順両顧問、蛯原忠男副会長、谷口丞会計部長、堀見憲生広報担当、川原マリオ・インターナショナル外務総合部長の七人。
 説明によれば、同協会は十二月七日、年末の伝統行事「ブラジル紅白歌合戦」を文協大講堂で開催。今年で第十四回。これまで同歌合戦は、ブラジル日本アマチュア歌謡連盟と共催で実施していたが、今年から日伯音楽協会の主催になる。
 また、同協会初めての試みとして、十月十二日、サンパウロ市内大阪なにわ会館で、第一回親睦カラオケ大会を開くほか、十一月十五日には、同会館で、歌や食事ありのビンゴ大会を行う予定。
 なお、全伯の歌謡コンクールで上位入賞を続けている道田エルソンさん(サンパウロ市)が十二月二十一日、東京で開かれる日本大衆音楽文化協会主催の全国大会に、ブラジル代表として参加する。来日費用は日本側が全面負担。役員らは「日本側は我々の活動を信頼してくれている。ありがたい限り」という。
 役員らは「上岡会長の新体制では、これまで会から遠ざかっていた人たちを仲間に呼んで、楽しく親睦を図っていきたい」と意欲的に話している。

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