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カンピーナス西本願寺=しめやかに孟蘭盆法要=盆踊りでにぎわい見せる

ニッケイ新聞 2008年9月2日付け

 【カンピーナス】本派本願寺カンピーナス教会で八月十七日、盂蘭盆法要が営まれ、午後一時からは恒例の盆踊りが開かれた。多くの門信徒や家族連れが集まり賑わいをみせた。
 司会進行は護寺会の矢嶋靖弘会長が務め、法話は主管小島定賓導師が盂蘭盆についてと題し、若者にも解かりやすく語りかけ信徒は有り難そうに聞き入っていた。
 また同婦人部による自慢のうどんが全員に振舞われ、何杯もおかわりする人もいた。
 午後四時頃になると外から同館内に盆踊り会場を移し、二百個以上の献灯が点る下、老若男女が賑やかな民謡に合わせて、日頃教わり覚えた踊りを披露した。最後は移民百周年記念曲「海を渡って百周年音頭」で見事に締めくくった。
 午後五時頃には全員心地よい気分でそれぞれの帰路についた。老いた人たちは平穏に暮せる日々をしきりに「南無阿弥陀仏」と手を合わせて感謝していた。(樋口四郎通信員)

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