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東西南北

ニッケイ新聞 2008年9月25日付け

 サンパウロ州市警のストで迷惑顔の一般市民。市民への対応も凶悪犯罪のみで、行方不明や軽犯罪はインターネットで届けろと言うが、インターネットとは無縁の人もいる。二十二日に一七歳で聴覚障害を持つ息子の捜索願を出しに行った母親も、二カ所の警察署で受付を拒否され、病院や学校などを一人で探し歩いている。仕事にも行けず、息子を探し続ける五七歳の母。息子の安否、失職や子供達の養育への不安などの肩の重荷を共に負うことを警察は拒んだ…。
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 八〇年代に初の女性閣僚を務めた法律学者エステル・フィゲレイド・フェラース氏が、脳血管障害により入院中のサンパウロ市心臓病院で二十四日に逝去。大学教授、大学学長など女性初の経歴をいくつも持つ女性で、女性の社会進出の最先端を行った人。九三歳だった。
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 二十三日午前、アラゴアス州サンミゲル・ドス・カンポスにあるペトロブラスの石油精製所で、天然ガスが漏れて爆発事故発生。従業員四人が焼死した他、天然ガス用タンク車と車各一台も破損した。現場には二〇〇人近い従業員がおり、ガスと煙で気分が悪くなったり、怪我をしたりして病院に運ばれた従業員もいた。ペトロブラスでは二〇〇一年に、リオ州海岸部で起きたプラットフォームP―36の爆発事故で一一人が死亡する事故も起きている。
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 バック・ギアのギャングと称される窃盗集団がサンパウロ市イタイン・ビビの高級洋装店を再襲撃。二十三日に被害にあったエバーラスト店のシャッターは後進した乗用車によって破壊され、隙間から侵入した一味は、服や時計物色後、別の車で逃走。同店被害は二度目、昨年始めからの同種の事件はサンパウロ市で一六件目。

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