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東西南北

ニッケイ新聞 2008年10月15日付け

 ドイツ系移民の多いサンタカタリーナ州ブルメナウで九日から、ビールの祭典「Oktoberfest」開始。二十六日までに七五万人が参加し、四〇万リットルのビールを消費との予想だが、町を上げての祭りだけに、酔った客を運ぶ無料のバンや、客の車を運転して帰るためのボランティアの運転手も用意されている。飲酒運転禁止法改正後初のビールの祭典。どんな盛り上がりを見せていることか。
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 養子縁組の円滑化のため、養子の欲しい家族と引取り手を待つ子供の全国ネットの情報網構築との構想が動き出し、ペルナンブコ州の子供がリオ州の設計士のもとに引取られることになりそうだ。リオ州での登録から一年半。二三三八キロ離れた場所で条件通りの子供を見つけた設計士は、州外から養子を迎える初のケースとなる。国内で引取り手を待つ子供は約八万人いるが、システムに登録されているのは、まだ二二四〇人のみ。
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 二〇〇八年のデング熱感染者数は八月までに七三万四三八四人で、昨年同時期を四三%上回っており、十三日には政府のデング熱体策発表となった。予防と医師の訓練、蚊の撲滅作戦や治療のための軍の導入費などを含む対策費は総額一〇億レアル。対策重点地域は、セアラ、セルジッピ、リオ、アマゾナス、パラー、ペルナンブコ、バイア、北リオ・グランデ、アラゴアス、ミナス、ゴイアス、ロンドニア各州とサンパウロ州。サンパウロ州では海岸部とカンピーナス地方への注意が呼びかけられているが、暑さが本格化し、蚊が大量発生する前の予防が第一。八月までの死者は二一二人。
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 十九日から夏時間。時計の針を一時間進ませることをお忘れなく。

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