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東西南北

ニッケイ新聞 2013年7月6日

 ミナス州ベロ・オリゾンテ郊外サンタ・ルジアの州立学校構内で4日、19歳の生徒が16歳の2人の生徒に発砲したとして逮捕された。5日付エスタード紙が報じた。発砲した生徒は精神安定剤を服用しており、警官であるおじの拳銃を持ち出して犯行に及んだ。生徒らの証言によれば、発砲した生徒は被害者のいずれかに普段からからかわれたり頭を叩かれるなどのいじめを受けていたという。被害者の一人は肩と耳にかすり傷を負い、いじめに関わっていなかったもう一人は腹部に負傷したが、いずれも命の別状はない。
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 サンパウロ州政府が4日、モノレール車両となるサンパウロ市地下鉄18号線を3年以内に開通させると発表した。18号線は地下鉄2号線(緑)とCPTM10号線のタマンドゥアテイ駅からABC地区に伸びる路線で、第1段階は総工費35億レアルをかけ、ディアルマ・ヅットラまでの13駅を開通させる予定だ。だが、地下鉄工事の遅れはサンパウロ市では日常茶飯事。18号線の前に、4号線と5号線の延長、モノレール車両の17号線開通も2年以内で予定されているが、実際の完成は一体いつ?
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 コリンチャンスが4日、第3ユニフォームとなるブルーのユニフォームを披露した。7日の対バイーア戦から着用予定のユニフォームは、白と黒がトレードマークのコリンチャンスには意外な色だが、これは1965年、同チーム史上最大のスター、リベリーノがブラジル代表選手として英国リーグのアーセナルと試合をしたときのセレソンのユニフォームにちなむ。ユニフォームひとつにも歴史あり。

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