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東西南北

ニッケイ新聞 2008年11月19日付け

 サンパウロ州リメイラ市で十六日夜、昨年五月にメガ・セーナで一六〇〇万レアルを稼いだ男性が射殺されるという事件が発生。殺された男性は、メガ・セーナの賭けへの参加費五レアルの未払いのせいで賞金の分け前に預かれなかった男から脅しを受けており、事件の三日前にも、男性が所有していたバールに、「リメイラは俺たち二人には小さ過ぎる」と書かれたテープが張られたりしていた。
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 サンパウロ州イタペセリカ・ダ・セーラ市で十七日朝、四〇軒の家屋のあるコンドミニアムにやって来た市警姿の男が、麻薬密売者取締りと偽って近づき門番を制圧。その後、五台の車で侵入した総勢二五人の強盗は、トランシーバーで警察の動きを監視しながら、一二軒を物色し、金品や電化製品、車を盗んで逃走した。住民への暴行などは無かった。
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 十月に南リオ・グランデ州北西部で死んだサルが黄熱病に罹っていたことが判明と保健省が発表した。チラデンテス・ド・スルなど、五四万五〇五一人が住む五二市が黄熱病感染の危険性ありとされ、同地域へ旅行する人で、一〇年以内に予防接種を受けていない人は、旅行の一〇日以上前に受けることが必要だ。前回の予防接種から一〇年経っていない人は、再接種による弊害の方が恐いといわれるので、注意!
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 寒冷前線による雨でサンパウロ州グアルーリョス市で家の壁が崩れ、家族四人が負傷した他、オザスコ市での冠水で動けなくなった車の屋根に登って助けを待つ男性の写真報道など、各地の被害が報告されている。十一月から三月にかけては、ヒョウを伴う急激な雨も降り易い。外出する時は、雨具携行を忘れずに。

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