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中銀総裁=「通貨政策は正解だ」=これまでの成果が証明

ニッケイ新聞 2008年12月20日付け

 中央銀行のメイレーレス総裁は十八日、上院経済政策委員会に召喚され通貨委員会(Copom)の超保守的な政策金利(Copom)を説明と十九日付けジアリオ・デ・コメルシオが報じた。
 今回のCopomは、大勢の引き下げ圧力にも屈せず一三・七五%で据え置きを貫いたことで「誰が正しいかは、時間が証明する」と喝破し、忌憚なき意見を求めた。
 ブラジル経済の基礎条件と物価は安定し、順調な公共投資が継続されたことを強調した。消費力が経済成長を支えたことを見れば、中銀の通貨政策が正解であったことは自明の理だという。
 ブラジルが健全な生産を続け、インフレ病を回避する薬の量を加減するのがCopomの役目。ブラジル経済が成長を続けているのは、薬の量が適切であることを示す。中銀の政策を批判する前に、政策の成果を見るよう総裁が訴えた。

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