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浜松ブラジル総領事館=3月までに開設 計画前倒し

ニッケイ新聞 2008年12月23日付け

 【静岡新聞】ブラジル政府が、浜松市に新設する総領事館を、当初の予定を早めて来年三月までに開設する方向で準備を進めていることが二十二日までに分かった。同国政府関係者が非公式の話として明らかにした。初代総領事には駐フィンランド大使が就任する。
 関係者によると、一月中旬にもブラジル外務省の調査担当者が来日し、領事館の設置場所について検討する。総領事は三月までに着任する見込みという。
 総領事に就任するルイス・セルジオ・ガマ・フィゲイラ氏(67)は一九七八年に在日ブラジル大使館で一等書記官として勤務経験があり、サウジアラビアやフィンランドの大使を歴任している。
 浜松市には国内最多の約二万人のブラジル人が住む。今年十一月、ブラジル政府は同市に領事館を来年六月までに開設することを表明していた。

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