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浜松の経営者殺害事件=ミナス州高裁=控訴審、被告主張退ける

ニッケイ新聞 2009年1月9日付け

 【リオデジャネイロ8日共同】静岡県浜松市のレストラン経営者殺害事件をめぐり、昨年十一月、日系ブラジル人被告に対して一審判決と同様に強盗殺人と放火未遂の罪で禁固三十四年五月を言い渡したミナス・ジェライス州高裁が、証拠不十分とする被告側の主張を全面的に退けた判決理由の内容が七日、分かった。
 州高裁が九日付で公表する判決書を共同通信が入手した。
 三人の高裁判事は「被告は日本で(借金など)金銭上の問題を抱え、これを解決しようとした犯行」とあらためて認定。日本の捜査当局が提出した証拠は「厳正な捜査で得られ、犯罪を立証する上で十分だ」とした。
 判決理由によると、アルバレンガ・ウンベルト・ジョゼ・ハジメ被告(37)は二〇〇五年十一月、浜松市のレストラン経営者の三上要さん=当時(57)=を絞殺、売上金約四万円を奪い、直後に出国した。
 判決は(1)犯行現場の台所から被告の指紋が検出された(2)店のレジ記録から被告が事件発生の直前までいた最後の客だった―と認定。被告は税金の滞納で給与を差し押さえられ、計約二百三十万円の借金があり「金目当ての犯行」と指摘した。

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