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『遺句遺影尊びて今日かずまの忌』=俳人の故富重かずま氏偲び

ニッケイ新聞 2009年1月15日付け

 二〇〇五年十二月に亡くなった俳人の富重かずまさん(当時ニッケイ俳壇選者、俳誌『蜂鳥』主宰)を偲び、去る十二月十四日、サンパウロ市文協ビルで『第三回かずま忌俳句大会』(蜂鳥誌友会主催、蜂鳥後援会後援)が開催された。
 四十六人が出席し、四十九人が投句した。郵送での投句は、秋末麗子、馬場園かねさんが披講。大会の披講者は、田中美智子、荒井寿恵美、関山玲子、篠崎路子、村松ゆかりさん。
 成績は以下の通り。(兼題「かずま忌」「香水」「睡蓮」)
 【かずま賞】富重久子選
▼第一席=遺句遺影尊びて今日かずまの忌(栢野桂山)
▼第二席=師も吾もばらの花好きかずまの忌(山口ふみ)
 【特選賞】代表選者選
▼栢野桂山選=睡蓮や門限のなき子等を待ち(杉本絃一)
▼大熊星子選=モネの絵のごと睡蓮に舟漕ぐ娘(栢野桂山)
▼浜田一穴選=座禅組む裸婦像に映ゆ黄睡蓮(大熊星子)
▼田幹夫選=香水や女でありて母であり(近藤玖仁子)
▼池田童夢選=めぐり来し想ひ新たにかずまの忌(渋江安子)
▼広田ユキ選=睡蓮に魅了されたる画家ありし(田中美智子)
 【得点賞】
一位=栢野桂山(八点)
二位=田中美智子(七)
三位=林とみ代、平間浩二、山口ふみ(五)

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