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SC州イタジャイ移住地に=南日伯援協が義捐金1万2千レ

ニッケイ新聞 2009年1月15日付け

 昨年発生したサンタカタリーナ州の水害で大きな被害を受けた同州イタジャイ移住地に対し、南日伯援護協会(鈴木貞男会長)から義捐金と食料品などが届けられた。
 同協会の「援協ニュース」によれば、義捐金は本部のある南大河州内の日系団体、生け花、歌謡団体など十六団体、三十二個人から寄せられたもの。その他寄贈された食料品とともに、去る十二月十五日、水害見舞いで同移住地を訪問した鈴木会長ら役員により渡された。
 同ニュースによれば、見舞い当時はまだ二軒の住民が家に入れない状態で苦労していたという。また深刻な被害を受けた農地については、一部で畑の作付けを始めた人もあったが、まだ手がつかない状態の人もあったようだ。
 移住地からは同協会に、厚意に対する感謝の気持ちが伝えられた。

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