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大猪、林さんもかくしゃくと=「いのしし会」新年会に80人=サンパウロ市

ニッケイ新聞 2009年1月30日付け

 亥(いのしし)年生まれの人が集まる「いのしし会」(近沢宗貴会長)の新年会が、二十三日午後八時から三重県人文化援護協会会館で行われ、八十人が参加して親睦のひと時を楽しんだ。
 同会は、一九八三年に第一回が行われ、今回で二十四回目。初代会長は元南米銀行会長の橘富士雄氏がつとめ、その後、西徹氏(元三重県人会長)を経て、現在の近沢氏が会長を受け継ぐ。コロ二アの十二支の会で最大の集いだ。
 近沢会長は冒頭の新年の挨拶で、移民百周年と皇太子さまがご出席した式典で盛り上がった昨年を振り返り、今年は不景気に負けず、健康で親睦を深めて行こうと来場者に呼びかけた。
 九十八歳の〃大いのしし〃林寿雄さんが乾杯の音頭をとり、一同乾杯。会食、写真撮影、ビンゴと会は進んで行った。
 「長寿の秘訣は、腹八分目と適度な運動」という林さん。八十八歳の妙子夫人と元気に会場を訪れた。夫婦揃っての長生きに幸せを感じ、「何度も日本が恋しくなりましたが、二人でここまで歩いてきました」と話していた。

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