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旧神戸移住センター改修=リオ4団体が1万レ寄付

ニッケイ新聞 2009年3月12日付け

 旧神戸移住センターを「海外移住と文化の交流センター」に改修する事業に対する募金活動で、このほどリオの日系四団体から計一万レアルの寄付が寄せられた。
 寄付を行なったのは、リオデジャネイロ州日伯文化体育連盟、リオ日本商工会議所、リオ日系協会、リオ日伯文化協会の四団体で、金額はそれぞれ二千五百レアル。
 寄付金の引渡しは四日、リオ日本国総領事館広報文化センターで行なわれ、リオ州日伯文化体育連盟理事長の鹿田明義氏からブラジル側で募金活動を代行するカワサキ・ド・ブラジルの澁谷吉雄社長に手渡された。鹿田理事長は「神戸の日伯協会より依頼を受けており、喜んで寄付させていただきます」と話した。
 同センター改修への募金運動は、日伯協会(神戸市)の西村正理事長を委員長とした協力委員会が呼びかけているもの。寄せられた寄付は在日日系人などを対象とした教育設備などの整備に使われる。
 目標額は二千万円。募金は三月末まで文協(11・3208・1755)と県連(11・3277・8569)で受け付けている。寄付は一口五十レアルから可能で、寄付者の名前は改修後の建物に刻まれる予定。

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