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東西南北

ニッケイ新聞 2009年5月7日付け

 ここ数日新聞紙上を賑わしているのが、四月二十九日に子供が生まれた家族の話。親二人が同性愛者(レズ)で、出生証明には母親として二人の名前を記載させよと訴えているもの。匿名の男性から提供された精子で受精させた卵子を、卵子を提供していない女性の胎内に戻して生まれた男女の双子は、二人の母親の愛情を受けてスクスクと育っているようだ。こういう場合、お腹を痛めた方が〃生みの親〃?
     ◎
 先週末到着と言われながら届かなかった豚インフルエンザのウイルス検出用キットは、四日に米国から発送され、今週中に届く見込みという。従来の方法では二週間かかる判定結果が、三日以内に出るというから、技術の差は大きい。サンパウロ市ブタンタンの研究所がブラジルでの豚インフルエンザ用ワクチン製造にあたるという話もあるが、普通感冒や鳥インフルエンザ用と豚インフルエンザ用ワクチンのどれを優先するかという問題もあるらしい。これを機に技術面の交流、躍進と施設拡充も望みたいものだ。
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 サンパウロ州内で最大瞬間風速八〇キロに及ぶ強風や降ヒョウもみた四日、サンパウロ市では過去最高の六〇本の倒木が報告された。一月からの累計は四三三本で、〇七年の二四二本、〇八年の一七三本をはるかに上回っている。天候の他、土壌や大気の汚染、灌漑などによる根グサレ、虫害なども原因。交通遮断や停電、車や家屋の損壊なども起き、影響も大きかった。また、窓ガラス掃除中の男性二人が乗ったゴンドラが風に煽られ、ビルに激突した事故はテレビでも放映されたが、五日には、職場の窓からジーンズの上着を差し出して清掃夫達を救った女性を、包帯姿の清掃夫家族が訪ねるという感激の再会場面も。

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