ホーム | 日系社会ニュース | 研磨技術をブラジルへ=光陽社がブラジルに進出

研磨技術をブラジルへ=光陽社がブラジルに進出

ニッケイ新聞 2009年5月16日付け

 日本で研磨機器のトップシェアを誇り、アジアを中心に展開している(株)光陽社(本社福島県)がブラジルでの販売に乗りだす。準備のため同社の中塚隆国際事業部長が来伯、ブラジル国内での販売代理店となる(株)共同の斉藤浩史専務取締役、共同南アメリカのジョゼ・ビセンテ・デ・アゼベド・ジュニオール所長と本紙を訪れた。
 研磨機器の用途は主に業務用で、最終仕上げである鏡面を作る作業や精密機械の最終工程に用いられる。家庭では食器、鍋に使用できる。
 南米には初めて販売網を開き、資本の大きい自動車メーカーなどと取引をしたいという。共同の斉藤専務取締役は「商社などの大企業が動くと任せっきりになってしまうので、融通の利く我々のような中小企業が主導でいきたい」と話す。
 八日にブラジルに着いたばかりだという光陽社の中塚部長。今回の訪問はサンパウロ州のみで市場調査も兼ねて来伯したという。「研磨一筋でやってきました。日本ではiPODの最終仕上げも行っており、自信があります」と語った。
◇(株)光陽社=一九二六年東京都荒川区で研磨材料の製造を主業務に創業。東京都足立区を経て現在の工場所在地は福島県白河市大信。研磨材料の製造一筋で今年八十三年目。
◇(株)共同=一九三九年にゴム製品製造・販売業の協同ゴム株式会社として創業。〇五年四月に現社名へ変更。取り扱い製品もゴムからプラスチック、スティールなどへと広がり、また各種機器部品の製造、組み立てまで手がける。

image_print

こちらの記事もどうぞ