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国際交流基金=中島逸平ドキュメンタリー上映=映画「ピコンゼー」、座談会も

ニッケイ新聞 2009年5月30日付け

 ブラジル初の長編アニメーション映画「ピコンゼー」(一九七二)を制作した故中島逸平氏の半生を振り返るドキュメンタリー「中島逸平・制作者の生涯と作品」が国際交流基金サンパウロ日本文化センター(Av.Paulista,37)で一般公開される。基金とNucleo Virgulino社共催。入場無料。
 コルージャ・デ・オウロ賞などを受賞した「ピコンゼー」上映のほか、「中島逸平展」、逸平氏の息子、中島逸生氏と石井エリオ氏(映像作家)らによる座談会「中島逸平創作アドベンチャー 制作と保護」も予定。
 同ドキュメンタリーは昨年度の基金日本理解促進映画・テレビ番組制作(助成)プログラム採用作品。逸生氏のナレーションにより、五六年にブラジルへ移住、四十七歳で死去した逸平氏の半生を描いている。
 【日程】◎ドキュメンタリー=五日午後七時半(終了後に座談会)、六日午後三時。◎「ピコンゼー」=二日午後七時半、四日午後三時。◎展示会=二~五、八~十日午後二時~八時、六日午前十時~午後六時。詳細は基金(11・3141・0843)まで。

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